競合はAI検索でどれだけ引用されているか — 引用サイトランキングで自社の立ち位置を知る方法【初心者向け】

目次
この記事の結論:AIが「誰の情報」で答えているかを、競合と並べて比べる
「競合はAI検索でうちより目立っているのだろうか」。AI検索の相談で、自社の状況を調べたあとに必ず出てくる質問です。AIの回答は、いくつかのサイトの情報をもとに作られます。自社や競合について答えるとき、どのサイトの情報が使われているかを並べると、自社の立ち位置が見えてきます。要点は次の4つです。
- AIの回答には「情報源のサイト」がある — 自社や競合の名前を含む質問にAIが答えるとき、引用されるのは自社サイトだけではありません。百科事典、動画、比較・口コミ、ニュースなど、さまざまなサイトが情報源になります
- 競合と並べると、差がはっきりする — 自社と競合のブランド名をそれぞれ調べ、言及の多さと、引用されているサイトの顔ぶれを比べます
- 見るべきは「言及の量」「自社サイトの順位」「共通して引用される第三者サイト」の3つ — 特に、どのブランドでも引用される第三者サイトは、AIが業界の情報源として頼っている場所です
- LinkSurgeのAIO引用サイトランキングなら、最大10のブランドや話題をまとめて比べられる — キーワードを入れるだけの「クイック分析」から始められます。消費ポイントは1グループあたり30〜50ポイントです
以下では、引用サイトランキングで分かること、見るべきポイント、LinkSurgeでの手順、結果から次の施策を決める方法の順に見ていきます。
1. 引用サイトランキングで分かること
AIが質問に答えるとき、回答の根拠として参考にしたサイトがリンクとして示されます。引用サイトランキングは、あるキーワードを含むAIの回答を集め、そこで引用されたサイトを回数の多い順に並べたものです。

たとえば自社のブランド名で調べると、AIが自社について答えるときに、どのサイトの情報を使っているかが分かります。自社サイトが上位に来ていれば、AIは自社の公式情報を頼りに答えています。逆に、比較サイトや口コミ、動画サイトが上位に並んでいれば、自社の説明はそうした第三者の情報をもとに作られています。
競合のブランド名でも同じように調べると、次の違いが見えてきます。
- 自社と競合で、AIの回答に登場する回数(言及の量)にどれくらい差があるか
- 競合の回答では、競合自身のサイトがどれくらい引用されているか
- どのブランドでも共通して引用される第三者サイトはどこか
ブランド名がAIの回答にどう書かれているかは「自社ブランドはAIに「言及」されているか」、自社サイトのどのページが使われているかは「AIに拾われているのはどのページか」で解説しています。この記事では、複数のブランドや話題を横に並べて比べる見方を扱います。
2. 見るべき3つのポイント
1. 言及の量。 そのキーワードを含むAIの回答がどれだけあるかです。自社と競合で大きな差がある場合、AIの回答の中での存在感に差があると考えられます。
2. 自社サイトの順位。 自社のブランド名で調べたとき、自社サイトが引用サイトの上位に入っているかを見ます。入っていない場合、AIは自社の公式情報より、第三者の情報をもとに自社を説明しています。料金や仕様が古いまま伝わっていないか、確かめる必要があります。
3. 共通して引用される第三者サイト。 どのブランドで調べても上位に出てくるサイトは、AIがその業界の情報源として頼っている場所です。百科事典、動画、比較サイト、業界メディアなどが典型です。ここに自社の正しい情報が載っているかどうかが、AIの回答に影響します。
AIが一般ユーザーの投稿(口コミやQ&A)をどう情報源にしているかは「UGC × AI検索引用戦略」で解説しています。
3. LinkSurgeのAIO引用サイトランキングで調べる手順
ここからは、LinkSurgeの「AIO引用サイトランキング」を使った手順を紹介します。AIの回答を大量に集めたデータの中から、指定したキーワードを含む回答を探し、引用されたサイトをランキングにする機能です。機能の全体像は、AIO引用サイトランキングの機能紹介ページでも紹介しています。
ステップ1:比べたいキーワードを決める
比べる単位を「グループ」と呼びます。たとえば「自社ブランド」「競合A」「競合B」の3つのグループを作ると、3社をまとめて比べられます。
- クイック分析:プロジェクトを作らずに、キーワードを入れてすぐに分析できます。キーワードは最大10個で、1つのキーワードが1つのグループになります。対象は日本(日本語)のGoogle AI Overviewsです
- プロジェクト:条件を保存して繰り返し分析したいとき、1つのグループに複数のキーワードやドメインをまとめたいときに作ります(最大10グループ、1グループに最大10件)
ステップ2:条件を選ぶ

次に、分析の条件を選びます。
| 条件 | 選択肢 |
|---|---|
| プラットフォーム | Google AI Overviews、またはChatGPT(ChatGPTは米国・英語のみ) |
| 国・言語 | 日本・日本語のほか、他の国・言語も選べる(プロジェクトの場合) |
| 取得結果の種類 | 引用ドメインのみ、引用ページのみ、ドメインとページ両方(おすすめ) |
| 分析期間 | 直近7日、直近30日(おすすめ)、直近90日、全期間 |
消費ポイントは「取得結果の種類 × グループ数」で決まり、実行前に画面に表示されます。
| 取得結果の種類 | 1グループあたり |
|---|---|
| 引用ドメインのみ | 30ポイント |
| 引用ページのみ | 30ポイント |
| ドメインとページ両方 | 50ポイント |
たとえば、3グループを「ドメインとページ両方」で分析すると150ポイントです。すべてのグループで結果が0件だった場合は、ポイントが返還されます。
ステップ3:結果を見る

分析が終わると、次の情報が表示されます。
- 総言及数:全グループを合わせた言及の数と、いちばん言及の多かったグループ
- キーワード別引用サイト:グループごとに、引用されたサイト(またはページ)のランキング。同じサイトが他のグループの回答で何回引用されたかも並んで表示されるため、グループ間の違いを比べられます
- AIインサイト:結果をもとに、AIが評価、比較のまとめ、コンテンツの方針、アクションプランを作ります。2グループ以上なら比較分析、1グループなら個別分析になります
ドメインのランキングは、そのキーワードを含むAIの回答で、情報源として示されたサイトを数えたものです。1つの回答には複数のサイトが引用されるため、ランキングに出てくるサイトが、そのブランドや話題そのものについて書いているとは限りません(画面では「同一AI回答で共引用された他ドメイン」と表示されます)。どのページが引用されたかを具体的に知りたい場合は、「引用ページ」の結果もあわせて確認してください。
結果について質問できる「AIに質問」も使えます。結果はCSVでダウンロードでき、12時間のあいだ履歴から見直せます。

LinkSurge
linksurge.jp
SEO・AIO・GEO統合分析プラットフォーム。AI Overviews分析、SEO順位計測、GEO引用最適化など、生成AI時代のブランド露出を最大化するための分析ツールを提供しています。
4. 結果から次の施策を決める
1. 自社サイトが上位にいないなら、公式情報を充実させる。 自社のブランド名で調べて自社サイトが上位にない場合、AIが自社について答えるための公式情報が足りていない可能性があります。料金、仕様、よくある質問など、AIが答えに使う基本情報を自社サイトで分かりやすく示します。
2. 共通して引用される第三者サイトに、正しい情報を届ける。 どのブランドでも上位に出てくる比較サイトや業界メディアに、自社の情報が正しく載っているかを確かめます。古い情報が載っていれば、更新を依頼できないか検討します。
3. 競合だけが引用されているサイトを探す。 競合の回答では引用されているのに、自社の回答には出てこないサイトがあれば、そこが自社の情報が届いていない場所です。取材や掲載の機会を探す候補になります。
4. 同じ条件で定期的に調べる。 プロジェクトを作っておけば、同じ条件で繰り返し分析できます。月に1回など間隔を決めて、言及の量と自社サイトの順位の変化を記録します。
5. 注意点
- 集められたAIの回答をもとにしたデータです。 いま同じ質問をAIにしたときの回答と、完全には一致しないことがあります
- キーワードが一致した回答を集めています。 一般的な言葉と同じブランド名は、関係のない回答が混ざることがあります。プロジェクトでは、一致の条件を細かく決められます
- ChatGPTは米国・英語の回答が対象です。 日本語の回答を調べるなら、Google AI Overviewsを選んでください
- 引用の多さは、評価の高さそのものではありません。 百科事典や動画サイトは、多くの話題で引用されやすい傾向があります。自社の業界で意味のあるサイトかどうかを見て判断してください
よくある質問(FAQ)
引用サイトランキングでは何が分かりますか?
指定したキーワードを含むAIの回答で、どのサイトが情報源として引用されているかが、回数の多い順に分かります。自社と競合のブランド名で調べると、AIの回答での存在感の差や、AIがどの第三者サイトの情報をもとに答えているかを比べられます。
競合と比べるには、どう設定すればいいですか?
比べたいブランド名を、それぞれ別のグループとして設定します。クイック分析なら、キーワードを最大10個入れるだけで、1つのキーワードが1つのグループとして比べられます。1つのグループに複数のキーワードやドメインをまとめたい場合は、プロジェクトを作ります。
自社サイトより、百科事典や動画サイトのほうが上位に出るのはなぜですか?
AIは質問に答えるとき、多くの話題を広く扱うサイトを情報源にすることがよくあります。そのため、百科事典や動画サイトは、どのブランドで調べても上位に出やすい傾向があります。自社サイトの順位は、競合のサイトが競合のブランド名でどれくらい引用されているかと比べて判断するのがおすすめです。
AIO引用サイトランキングには何ポイントかかりますか?
「取得結果の種類 × グループ数」で決まります。1グループあたり、引用ドメインのみ・引用ページのみは30ポイント、ドメインとページ両方は50ポイントです。すべてのグループで結果が0件だった場合は、ポイントが返還されます。
まとめ:AIが誰の情報で答えているかを知り、情報が届いていない場所を埋める
AIの回答は、自社サイトだけでなく、百科事典、動画、比較サイト、業界メディアなど、さまざまなサイトの情報から作られています。自社と競合のブランド名で引用サイトを並べると、言及の量の差、自社サイトの立ち位置、AIが頼っている第三者サイトが見えてきます。
まずは自社と競合2社のブランド名でクイック分析を実行し、3つのポイントを確かめてみてください。自社の情報が届いていない場所が分かれば、次に取り組むことがはっきりします。
LinkSurgeのAIO引用サイトランキングでは、キーワードを入れるだけで、AIの回答で引用されているサイトをブランドや話題ごとに比べられます。


