「順位が下がった」とき最初に確認すること — 慌てて施策を変えない6つの順番

目次
この記事の結論:順位が下がったら「直す」より先に「確かめる」
「先週から検索の流入が減っている」。そう気づいた瞬間、記事を書き直したくなる気持ちはよく分かります。ただ、私がこれまで相談を受けた中でも、原因を確かめずに手を入れた結果、何が効いたのか分からなくなったケースは珍しくありません。Googleの公式ガイドをもとに整理すると、最初に押さえることは次の5つです。
- 最初に疑うのは「計測」 — 本当に検索からの訪問が減ったのか、数字の取り方が変わっただけなのかを先に確かめます。Search Consoleの最新データは暫定値で、Google側の集計の不具合が「データの異常」ページで公表されることもあります
- 次に、サイトが壊れていないかを見る — サーバーの停止、noindex(検索に登録しないよう指示するタグ)の付け間違い、URLの変更などは、Googleが流入減少の主な原因として挙げている技術的な問題です
- 手動による対策とセキュリティの問題は、レポートを開けば数分で分かる — Search Consoleに専用のレポートがあり、問題がなければ緑色のチェックマークが表示されます
- アップデートと季節性は「外の変化」として確かめる — Google Search Status Dashboardでアップデートの時期を、16か月分のデータとGoogleトレンドで季節の波を見ます
- 競合を疑うのは最後 — 上の確認がすべて済んでから、実際の検索結果で上位の顔ぶれがどう変わったかを見ます。2位から4位のような小さな下落なら、大きな対策は不要だとGoogleは案内しています
以下では、この6段階の順番を1つずつ見ていきます。
1. なぜ「確認する順番」が大事なのか
順位が下がったときに一番やってはいけないのは、原因が分からないまま、思いつく対策を同時にいくつも試すことです。
Googleの「Google 検索トラフィックの減少をデバッグする」という公式ガイドは、流入が減る主な原因として、アルゴリズムの更新、技術的な問題、セキュリティの問題、スパムに関する問題、季節性や関心の変化、サイトの移転を挙げています。さらに、データの処理の変更やログ記録のエラーで減ったように見える場合があることにも触れています。
原因の候補がこれだけあるので、順番を決めずに調べると迷子になります。この記事では、次の順で確かめることをおすすめします。
| 順番 | 確認すること | 理由 |
|---|---|---|
| 1 | 計測の不具合 | 本当に減っていなければ、ほかの確認はすべて不要になる |
| 2 | 技術的な問題 | 自分で直せて、直せば戻る見込みがある |
| 3 | 手動による対策・セキュリティ | レポートを開くだけで、数分で白黒がつく |
| 4 | Googleのアップデート | 時期を照らし合わせれば確かめられる |
| 5 | 季節性・需要の変化 | 前年や世の中の検索の動きと比べれば分かる |
| 6 | 競合・検索結果の変化 | 判断に主観が入りやすいので最後に回す |
「早く確かめられて、自分で直せるもの」を先に、「時間がかかり、自分ではどうにもできないもの」を後にしています。病院で、まず体温と血圧を測ってから詳しい検査に進むのと同じ発想です。
順位が毎日動くこと自体は異常ではありません。日々の変動とコアアップデートの違いは「検索順位はなぜ毎日変わるのか」で先に押さえておくと、理解が早まります。
2. 確認1:本当に下がったのか(計測の不具合)
最初の確認は、拍子抜けするほど地味です。でも、ここを飛ばして大騒ぎした例を、私は何度も見てきました。
どの数字が下がったのかを言葉にする
「順位が下がった」と一口に言っても、見ている数字は人によって違います。
- 順位チェックツールの順位 — 決まった条件で検索したときの位置
- Search Consoleの平均掲載順位 — 表示された検索での位置の平均
- Search Consoleのクリック数 — 検索結果から実際にクリックされた回数
- アクセス解析ツールの訪問数 — サイトに設置した計測タグが数えた訪問
この4つは別々のものを数えています(詳しくは「「順位」「表示回数」「クリック数」は別物」)。まずは「どの画面の、どの数字が、いつから下がったのか」を一文で書き出してみてください。
Search Consoleの最新データは「暫定値」
Search Consoleのヘルプによると、検索パフォーマンス レポートの最新のデータは暫定値で、グラフでは点線で表示されます。今日や昨日の数字が少なく見えても、あとで増えることがあります。直近の数日だけを見て判断しないようにしましょう。
Google側の集計の不具合は「データの異常」ページで公表される
Search Consoleには「データの異常」というヘルプページがあり、集計方法の変更やログ記録のエラーでグラフが急に増減した事例が掲載されています。2026年10月13日に確認した時点では、たとえば次のような記載がありました。
- 2025年5月13日から2026年4月27日まで、ログ記録のエラーで表示回数が正確に報告されていなかった。修正の結果、表示回数と、それに連動するCTR・平均掲載順位が減って見える可能性がある(クリック数は影響なし)
- 2026年5月7日以降、FAQのリッチリザルト(検索結果に質問と回答を展開する表示)がGoogle検索に表示されなくなり、それに関連する表示回数が減る
自分のサイトの数字が下がった時期と、このページの日付が重なっていないかを最初に確かめます。重なっていれば、サイトの問題ではない可能性があります。
アクセス解析だけが減っていないか
Search Consoleのクリック数は変わらないのに、アクセス解析ツールの訪問数だけが減っている場合は、検索の問題ではなく計測の問題を疑います。サイトのデザインを変えたときに計測タグが外れた、同意バナーの設定を変えた、といった変更がなかったかを確認しましょう。
参考・引用: 検索パフォーマンス レポート(検索結果) - Search Console ヘルプ Search Console のデータの異常 - Search Console ヘルプ
3. 確認2:サイトが壊れていないか(技術的な問題)
計測に問題がなければ、次は自分のサイトの側です。ここは自分で直せる部分なので、見つかれば最も早く手を打てます。
Googleが挙げている技術的な問題
公式ガイドでは、Googleがページをクロール(巡回して読み取ること)、インデックス登録(データベースに登録すること)、表示できなくなる問題として、次のような例を挙げています。
- サーバーが止まっていた
- robots.txt(クローラーへの立ち入り指示ファイル)をGoogleが読み取れなかった
- ページが見つからない(404エラー)
- noindexが誤って付いた
「急に落ちた」か「じわじわ落ちた」か
下がり方の形もヒントになります。Googleは、サイトが止まるような全体の問題は急な落ち込みにつながり、noindexの付け間違いのような問題はGoogleが各ページを再クロールするまで、ゆるやかに減っていくと説明しています。
サイト全体か、一部のページか
減ったのがサイト全体なら、Search Consoleの「ページのインデックス登録」レポートで、登録済みのページ数が急に減っていないかを見ます。特定のページだけなら、そのページのURLを「URL 検査」ツールに入れて、Googleが現在どう扱っているかを確かめます。
最近、サイトに手を入れていないか
私の経験で意外と見落とされやすいのが、自分たちがした変更です。デザインの刷新、CMS(記事を管理するシステム)の入れ替え、URLの変更、ページの統合や削除。下がり始めた日の直前に、こうした作業がなかったかを社内に確認してください。
URLを変えたのにリダイレクト(古いURLから新しいURLへの自動転送)を設定していない、というのは典型的な原因の1つです。リニューアルでよくある失敗は「サイトリニューアルで検索流入が消える典型ミス5つ」、ドメインやURLを変えた場合は「ドメイン移転・URL変更のチェックリスト」、個々の設定は「ページが検索に出ない理由チェックリスト」と「301リダイレクトとは」で確認できます。
4. 確認3:手動による対策とセキュリティの問題
3つ目は、Googleからの「指摘」が出ていないかの確認です。2つのレポートを開くだけなので、数分で終わります。私はサイトを引き継いだら、順位が下がっていなくても最初にこの2つを開くようにしています。
手動による対策とは
手動による対策とは、Googleの担当者がサイトを目で見て審査し、スパムに関するポリシー(検索順位を不正に操作しようとする行為を禁じたルール)に違反していると判断した場合に取られる措置です。Search Consoleのヘルプによると、対象のページは順位が下がったり、検索結果に表示されなくなったりします。訪問者の画面には何も表示されないため、レポートを開かないと気づけません。
セキュリティの問題とは
こちらは、サイトがハッキングされた、マルウェア(有害なソフトウェア)が仕込まれた、フィッシング(偽の画面で個人情報を入力させる手口)などに使われている、といった問題です。検索結果に警告が付いたり、ブラウザで警告画面が表示されたりして、流入が減ることがあります。
問題がなければ緑色のチェックマーク
どちらのレポートも、問題が見つかっていなければ緑色のチェックマークが表示されます。手動による対策が実施された場合は、Search Consoleのメッセージでも通知されます。
問題が見つかった場合は、レポートの説明に沿ってサイト全体を修正し、レポートから審査をリクエストします。審査には数日から数週間かかることがあり、結果が届くまで再申請しないよう、Googleは案内しています。
なお、コアアップデートで順位が下がることは、手動による対策とはまったく別です。「順位が下がった=ペナルティ」ではありません。
参考・引用: 手動による対策レポート - Search Console ヘルプ セキュリティの問題レポート - Search Console ヘルプ
5. 確認4:Googleのアップデートと時期が重なっていないか
ここからは「外の変化」の確認です。自分のサイトに問題が見つからなかったら、Google側の変化と時期を照らし合わせます。
Google Search Status Dashboardを開く
Googleは「Google Search Status Dashboard」という公式ページで、ランキングに関する主なアップデートの開始日と完了日を公開しています。このダッシュボードには、クロール・インデックス登録・ランキング・サービング(検索結果の表示)の区分があり、Google側で障害が起きた場合もここに掲載されます。
2026年10月13日に確認した時点で、2026年に掲載されている主なランキングの更新は次のとおりです。
| アップデート | 開始日 | 完了までの期間 |
|---|---|---|
| March 2026 spam update | 2026年3月24日 | 1日未満 |
| March 2026 core update | 2026年3月27日 | 約12日 |
| May 2026 core update | 2026年5月21日 | 約12日 |
| June 2026 spam update | 2026年6月24日 | 約2日 |
| August 2026 spam update | 2026年8月18日 | 約3日 |
| September 2026 spam update | 2026年9月24日 | 約14日 |
順位が下がり始めた日が、どれかの開始日から完了日の間に入っていないかを見ます。
重なっていたら「完了から1週間」待つ
コアアップデートについて、Googleは完了から少なくとも1週間待ってから、Search Consoleで更新が始まる前の1週間と比べるよう案内しています。アップデートの途中は順位が大きく揺れやすいので、その最中に判断するのは早すぎるわけです。
時期が重なっていても、それだけで「アップデートが原因」と決めつけないでください。同じ時期にサイト側の問題が起きていることもあるので、確認1〜3を先に済ませておくわけです。
参考・引用: Google Search Status Dashboard ランキングの更新履歴 - Google Google 検索のコア アップデートとウェブサイト - Google 検索セントラル
6. 確認5:季節性・需要の変化ではないか
アップデートとも重ならないなら、そもそも検索する人が減っていないかを確かめます。
期間を「過去16か月」にして見る
Googleの公式ガイドは、検索パフォーマンス レポートの期間を過去16か月に設定し、毎年同じ時期に同じような減少が起きていないかを見るようすすめています。さらに、比較機能を使って直近3か月を前の3か月や前年の同じ期間と比べると、変化の大きさが分かります。
Googleトレンドで「世の中の検索」を見る
流入の多い検索語を1つずつGoogleトレンドで調べると、減っているのが自分のサイトだけなのか、その言葉の検索そのものなのかが分かります。公式ガイドでは、七面鳥の検索は毎年11月に増える一方、コーヒーの検索は1年を通して安定している、という例が紹介されています。
正直なところ、私が見てきた「急に下がった」相談のうち、この確認で片付いたものは少なくありません。年末商戦の記事が1月に落ちる、受験の記事が春に落ちる。前年のグラフを並べると、同じ形の谷がちゃんとあるのです。
クリック数だけが減っていないか
表示回数はほぼ変わらず、クリック数だけが減っている場合は、事情が少し違います。Googleは、タイトルや説明文が内容をうまく伝えられていない可能性や、競合サイトが目立つ表示(リッチリザルト)を得ている可能性を挙げています。AI Overviewsのように検索結果の上に表示される要素が増えた場合も、リンクの目立ち方が変わります。この点は「ゼロクリック検索とは」で扱っています。
参考・引用: Google 検索トラフィックの減少をデバッグする - Google 検索セントラル Google トレンド
7. 確認6:競合や検索結果そのものが変わったのか
最後に、実際の検索結果を見ます。ここを最後に回すのは、「競合に抜かれた」という説明が一番もっともらしく聞こえて、ほかの確認を省く口実になりやすいからです。
下がり幅で対応を分ける
Googleは、下落の大きさで対応を分けるよう案内しています。
- 小さな下落(例:2位から4位) — 大きな対策は不要です。すでにうまくいっているページを大きく変えないよう、Googleは注意を促しています
- 大きな下落(例:上位10位から29位) — サイト全体が、読む人にとって役に立ち、信頼できる内容になっているかを見直します
実際に検索して、上位の顔ぶれを見る
下がったキーワードで実際に検索し、上位にどんなページが並んでいるかを見ます。新しく上がってきたページは、自分のページより新しい情報を載せていないか。検索結果に動画や地図、AIの回答など、以前はなかった要素が増えていないか。
ただし、手元の検索結果は場所・端末・検索履歴で変わります。毎日同じ条件で記録している順位データがあれば、いつ・どのページと入れ替わったのかを後から確かめられます。LinkSurgeのような順位チェックツールが決まった条件で計測するのは、こうした比較のためです。
大きく下がったときは
Googleはサイト全体を自己評価し、影響の大きかったページを詳しく見るようすすめています。一方で、「SEOに悪いらしい」という噂だけで要素を削るような場当たり的な対応は避けるよう案内しています。改善の効果が出るまで数日から数か月かかることがあり、順位が戻る保証はないとも明記されています。
参考・引用: Google 検索のコア アップデートとウェブサイト - Google 検索セントラル Google 検索トラフィックの減少をデバッグする - Google 検索セントラル
8. 確認が終わるまで「やらないこと」
ここまでの6段階を確かめる間、手を止めておきたい作業があります。
- 記事の大幅な書き直し — 原因が分からないまま変えると、戻ったときに何が効いたのか分からなくなります
- ページの削除 — Googleは、コンテンツの削除は最後の手段だとしています
- タイトルの連続変更 — 毎日変えると、どの変更がどう影響したのか追えなくなります
- 複数の対策の同時実行 — 変えるなら1つずつ、日付を記録してから
日付の記録には、Search Consoleの「カスタム アノテーション」が便利です。2025年11月に追加された機能で、検索パフォーマンス レポートのグラフを右クリックすると、日付を指定して最大120文字のメモを残せます。メモはそのプロパティにアクセスできる全員に見えるので、チームで作業履歴を共有できます。
私自身、施策の日付を残していなかったせいで、半年後に「この谷は何だったのか」を誰も説明できなかった経験があります。メモ1行が、未来の自分を助けます。
参考・引用: カスタムメモを使用して Search Console のデータにコンテキスト情報を追加 - Google 検索セントラル ブログ
9. よくある誤解・失敗例
順位が下がったときに起きがちな誤解と失敗を3つ紹介します。
誤解:「アップデートの時期と重なったから、原因はアップデートだ」
時期が重なっていても、同じころにサイトのURL変更や計測タグの変更をしていれば、そちらが原因かもしれません。アップデートは「可能性の1つ」として扱い、ほかの確認も済ませましょう。
失敗1:前年と比べずに「急落」と判断する
季節の波がある分野では、前月より減るのが毎年のことだったりします。16か月の期間で、前年の同じ時期と並べて見てください。
失敗2:とりあえず全部の記事を書き直す
たとえば、流入が減った翌週に主要な記事をまとめて書き直し、2週間後に数字が戻ったとします。一見うまくいったようですが、原因が年末の需要減だったなら、需要が戻っただけかもしれません。書き直しの効果は分からないまま、手間だけが残ります。確認してから動けば避けられた作業です。
10. 自分のサイトで確かめるには
使う道具は、ほとんどが無料です。計測と技術、手動による対策・セキュリティ、季節性はSearch Consoleとアクセス解析ツール、アップデートはGoogle Search Status Dashboard、需要の波はGoogleトレンドで確かめられます。残るのが、6つ目の確認で使う日々の順位の記録です。
順位の記録は、下がってから集め始めても過去にはさかのぼれません。LinkSurgeの順位チェックツールのように、決まった条件で毎日記録しておくと、いつ・どのキーワードで動いたのかを後から確かめられます。順位をどのくらいの頻度で見ればよいかは「検索順位はどのくらいの頻度で見ればいいのか」で解説しています。
原因の目星がついたら、次は上司や取引先にどう伝えるかです。その方法は、続きの記事「順位が下がった理由をどう説明するか」で扱います。

LinkSurge
linksurge.jp
SEO・AIO・GEO統合分析プラットフォーム。AI Overviews分析、SEO順位計測、GEO引用最適化など、生成AI時代のブランド露出を最大化するための分析ツールを提供しています。
確認チェック
問1:アクセス解析ツールの訪問数が急に減りましたが、Search Consoleのクリック数は変わっていません。まず何を疑いますか?
答え:検索ではなく計測の問題を疑います。サイトの変更で計測タグが外れていないかなどを確認します。
問2:順位が下がり始めた日が、コアアップデートの期間中でした。いつ影響を調べ始めればよいでしょう?
答え:アップデートの完了から少なくとも1週間たってからです。そのうえで、更新が始まる前の1週間と比べます。
問3:手動による対策を受けているかどうかは、どこで分かりますか?
答え:Search Consoleの「手動による対策」レポートです。問題がなければ緑色のチェックマークが表示されます。
よくある質問(FAQ)
順位が下がったら、まず何をすればいいですか?
まず、本当に検索からの訪問が減ったのかを確かめます。Search Consoleの直近データは暫定値で、Google側の集計の不具合も「データの異常」ページで公表されます。そのうえで、技術的な問題、手動による対策とセキュリティの問題、アップデート、季節性、競合の順に確認します。
順位が2位から4位に下がりました。記事を書き直すべきですか?
Googleは、2位から4位のような小さな下落では大きな対策は不要とし、すでにうまくいっているページを大きく変えないよう案内しています。1週間以上の流れを見て、下がったままか確かめてから判断しましょう。
下がった順位はどのくらいで戻りますか?
決まった期間はありません。技術的な問題を直した場合は、Googleが再クロールすれば戻ることがあります。コアアップデートの場合、Googleは改善の効果が出るまで数日から数か月かかることがあり、順位が戻る保証はないと説明しています。
まとめ:慌てたときほど、順番どおりに
順位が下がったと気づいたら、深呼吸して、計測、技術、手動による対策とセキュリティ、アップデート、季節性、競合の順に確かめてください。最初の3つは、レポートを開いて見比べるだけなので、それほど時間はかかりません。多くの場合、ここで原因の見当がつくか、少なくとも「自分のサイトは壊れていない」と分かります。
外の変化が原因らしいと分かったら、すぐに手を入れず、1週間ほど流れを見ましょう。変えるなら1つずつ、日付を記録してから。それが結局、一番早く元に戻る道です。
前に読む記事は「検索順位はなぜ毎日変わるのか」、次に読む記事は「順位が下がった理由をどう説明するか」です。シリーズ全体の順番は「SEO・GEO・AIO 入門カリキュラム」、言葉に迷ったら「SEO用語集」をご覧ください。Search Consoleの画面にまだ慣れていない方は「Search Consoleの最初の1時間」から始めるのがおすすめです。
LinkSurgeの順位チェックツールでは、毎日の検索順位を自動で記録し、下がり始めた日とキーワードをグラフで確かめられます。


